【資産構築・稼ぐ】仮想通貨から見る稼ぎ方の本質
グラン・アセット・パートナーズの
杉本でございます。
今年の【稼ぐ】は、物販×助成金
というテーマでお届けする。
この大きな方向性は変わらないのですが、
本来的な【稼ぐ】という力を伸ばせるテーマがあれば、
どんどん取り入れて参ります。
先週お伝えした、コインチェックの不正流出問題から
色々調べてみると、
仮想通貨取引所というビジネスは、
ビジネスモデルとしてはめちゃめちゃ秀逸!
という内容が見えてきましたので、
こちらで紹介しますね。
今回の騒動で、【稼ぐ】の本質が見えたような気がしています。
これを文章で伝えるというのは、かなりハードルが高いのですが、
挑戦してみたいと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
仮想通貨取引所というビジネスモデル
━━━━━━━━━━━━━━━━━
コインチェックも含む、
仮想通貨取引所というビジネスモデルは、
お客様の仮想通貨売買で手数料を得ている
というビジネスモデルです。
例えば、あるお客様が、
日本円でビットコインを購入しようとすると、
日本円を銀行に入金
↓
コインチェックの口座に日本円を送金
↓
コインチェック内でビットコインを購入
↓
ビットコインを手に入れる
このような流れの中で、
ビットコインを購入するときに、
およそ、3%の手数料をコインチェックに支払います。
これが、コインチェックの収益になるのです。
2017年の12月、テレビCMをガンガン打って
集めに集めた取引は、
4兆円の取引があったと言われています。
正式発表ではありませんので、
あくまで推測の記事ではあるのですが、
4兆円の3%は、1,200億円の手数料収入があった。
と言われています。
となると、今回の流出事件の返済も可能
と、このようなビジネスモデルです。
で、このビジネスの面白いところは、
仮想通貨取引所は、まったく仮想通貨を持っていなくても
取引所のホームページ内で、数字を表示させる能力があれば、
取引を成立させ、手数料収入を得られるのです。
お客さんは、
1. 日本円を入金して、仮想通貨を買いました。
2. その買った仮想通貨は、パソコン画面で表示されています。
という状態で満足されている状態というわけです。
仮想通貨取引所のルールで表示させている数字だけで、
手数料を得ている。
何かを仕入れることも、
従業員が汗水たらして働くこともなく、
実際は存在しない、仮想のものに対して、
お客さんは入金し、取引所は手数料を得ている。
これ、仕組みとして凄くないですか?
現実に存在するかどうかというのはあまり問題ではなく、
パソコン画面に表示されている数字に対して
みんなが共通の価値を感じ、お金のやり取りになる。。
これが、このビジネスの凄さだなと感じたわけです。
そう考えると、FXの取引も全く同じで、
一般的なトレーダーであっても、
レバレッジをかけて、数億円分の取引をしている
ケースがございますが、、
こちらも、実際に何億円も扱っているわけではなく、
パソコンの画面に表示されている数字に対して、
大きなお金が動き、勝った負けたと、人生を賭けている
このような状態なわけです。
【稼ぐ】を考えたときに、
物販で仕入れを抱えるだとか、
サラリーマンとして労働を伴うであったりが、
収入を得る裏付けと考えていると、
今回の仮想通貨取引所、FXの仕組みについては
見えてこない視点かとも思うのです。
お金の本質、これを捉えるきっかけとして、
今回の仮想通貨のチャートを見ていくというのも
面白いかもしれませんね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━
頭の中で漠然とした内容を、
言葉にするのが難しく、
それを文章にするというのは、
さらに難しい
改めて、文章の難しさを感じますね。
資産構築において、
どのようなポートフォリオを作っていくのかは、
人によってそれぞれです。
大きく分けて、
収入を得る、削減する、運用益をあげる
この大きな仕組みは変わることはありませんので、
色々な角度から表現できるように、
日々修行していきたいと思います。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました!
【資産構築】メルマガは、
月、水、金曜日の朝8時に発行です。
https://canyon-ex.jp/fx2103/shisanka
※届かなくなったと思ったらこちらから