クレジットヒストリーとは?
以前、「信用情報とは?」との
コラムを書きましたが、
大変な反響を頂きました。
実際に、太陽光発電事業を行う
に当たって、どうしても金融機関の
融資が絡んでくる手前、信用情報を
見られるからです。
従いまして、
もう少し信用情報について
深く掘り下げていく事にしましょう。
私達の信用情報が
データベースで管理されている現在、
どのような事に気を付けなくては
いけないでしょうか?
金融の世界で何よりも一番大切な事は
兎にも角にも、
「借りたお金は期限内に返す」
です。
お金を貸す側の一番のリスクは
「デフォルトリスク」
すなわち、
「貸したお金が返ってこなくなる」
リスクです。
あなたがある人にお金を貸す場合、
その人が
- これまで一度もお金を借りた事の
ない人
- 毎月キチンと期限内にお金を
返済している人
- 時々遅れる事もあるが、
滞納無くお金を返済している人
- 以前はキチンと返済していたが、
最近、立て続けに返済が
遅れている人(現在滞納無し)
- 現在、滞納中の人
とあったら、どの優先順位で
お金を貸すでしょうか?
優先順位の高い人から、
2 > 1 > 3 > 4 > 5
でしょうね。
金融機関サイドも同様に、
- は返済実績がないので、その人の
職業などを見る事になるでしょう。
- は返済実績もあり、しっかりとした人
- はお金にだらしない人
- は最近、お金回りが上手くいって
いないのでは? と勘ぐられる人
5.はアウト
と見るでしょう。
信用情報では、
これらが客観的な情報として
毎月の返済記録などをデータとして
蓄積しています。
これが、
「クレジットヒストリー
(通称:クレヒス)」
と呼ばれます。
すなわち、
毎月の返済をしっかりと行う事が、
自身の「クレヒス」を
磨く事になり、
金融業界での信用に繋がります。