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【資産構築・削減】貯金は三角、保険は四角

コラム
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グラン・アセット・パートナーズの
杉本でございます。

先週ご紹介した
一般的な税理士の節税指南について

例えば、法人の代表として、
1,000万円の給料を取るのであれば、

195万円〜330万円以下までは、税率10%
330万円〜695万円以下までは、税率20%
695万円〜900万円以下までは、税率23%
900万円〜1,800万円以下までは、税率25%

と、累進課税で、
税率25%になりますので、
250万円の税金がかかります。

なんて、前置きもなくお伝えしたのですが、

実は、そんな簡単な計算式で
税金は決まっているのではありません。

こんな単純な計算式で
税金が決まっているのであれば、

年収330万円の人は、税率10%→33万円
年収331万円の人は、税率20%→66.2万円

と、1万円違うだけで、税金が倍になる

となってしまいます。

今日は、この誤解を解くところから、
スタートしていきます。

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累進課税の考え方について
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先週もご紹介しました累進課税について

195万円以下          税率5%
195万円〜330万円以下までは、 税率10%
330万円〜695万円以下までは、 税率20%
695万円〜900万円以下までは、 税率23%
900万円〜1,800万円以下までは、税率33%

の考え方について

どのエリアに収入があるのかを
単純に当てはめて、税率をかけるのではなく、

例えば、課税対象の収入が1,000万円の場合、

この収入のうち
195万円以下の部分は、5% =97,500円
の税金です。

195万円〜330万円の部分は、
累進課税の表にあてはめると10%ですので、
税額は、
330−195=135万円の10% =135,000円

330万円〜695万円以下までは、20%
695−330=365万円の20% =730,000円

695万円〜900万円以下までは、23%
900−695=205万円の23% =471,500円

900万円〜1,000万円以下までは、33%
1,000−900=100万円の33%=330,000円

のように、

1,000万円の課税所得がある人は

97,500円+135,000円+730,000円+471,500円+330,000円
合計、1,764,000円が税金としてかかる
という計算になります。

なので、年収1,000万円を超えると、
33%も税金で持っていかれるという表を見ると、

330万円も税金なのか
と、なりますが、

実際は、176万円くらいの税金になる
というわけです。

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年収と課税所得の違い
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この累進課税の考え方を踏まえて

税金というのは、
公平でなければならないという前提があります。

例えば、独身で年収1,000万円の人と、

隠居した両親が同居していて
奥さんと子供が3人の生活を養っている人

この二人が、同じ年収1,000万円で
支払う税金が同じであれば、

独身の人のほうが圧倒的に有利になります。

公平性が求められる税金は、
しっかりとここもフォローされています。

これが、以前お伝えしたことのある
「控除」の考え方です。

1,000万円収入があったとき、

家族がいるのであれば、

・配偶者控除
・配偶者特別控除
・扶養控除

のように、控除できる金額が変わり、
税金が安くなるということです。

全体の所得ー控除の金額=課税所得

課税所得は累進課税で税率を計算

とこのような流れになります。

このあたりの基本的なことを
しっかりと理解する前に、

裏技的なことを勉強しても
どのように節税すればよいかの
本質的な理解にはなりませんので、

もう少し、基礎の部分を掘り下げてから、
変則的な部分をお伝えしていきますね。

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週刊保険通信「保険プランは十人十色」
貯金は三角、保険は四角
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みなさま、おはようございます。

合同会社 オットー保険サービスの
米田 範子(ヨネダ ノリコ)です。

「長生きするリスク」について3週目

誰もが将来経験することになる「老後」

今のように、元気に働ければ良いですが、

いつ、健康に働けなくなる時が来るのかは
誰にもわかりません。

そもそもサラリーマンは定年制度がある
企業がほとんですので、

老後、健康に働けなくなるときにどのように備えるのか?
は、誰もが真剣に考えておく必要があります。

今日、ご紹介するのは、
私たちが保険をご案内するときに説明に使う

「貯金は三角、保険は四角」

というフレーズがありますので、
そちらをご紹介致します。

保険のご案内をすると、
「貯金しているから、保険は必要ないよ」
と、おっしゃる方も多くおられるのですが、

このときの説明に使うのが、
「貯金は三角、保険は四角」の説明です。

これは、グラフをイメージして頂けると
分かりやすいのですが、

横の軸が「時間の経過」
縦の軸が「貯金の金額」

としたときに、

貯金をされているという場合、
毎月、コツコツとお金を積み立てることが多いので、

時間の経過とともに、
徐々に貯金の金額が増えていきますので、

右に行けば行くほど、金額は大きくなり、
グラフでは、右肩上がりの三角形のグラフになります。

目標の時間積立を継続できた場合に限り、
目標の金額に到達することができます。

一方、
加入した直後から、契約期間を通して、
安定的な補償を受けることができるのが保険です。

貯金の場合、スタートしてスグに
不慮の事故や災害、病気などで、貯金が継続できない場合、
ごく僅かなお金しかない状態ですが、

同じ金額を保険契約で積み立てた場合、
保険開始後、1ヶ月目で
不慮の事故や災害、病気などで、払込が継続できない場合、

保険契約の満額が支給されることになりますので、

契約期間に関係なく、将来の蓄えとして、
カバーすることができるというわけです。

これが、保険が四角と言われる理由です。

来週は、具体的な金額も入れて
ご紹介させて頂きますね。

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編集後記
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改めまして、杉本です。

助成金の申請をしていると、
いくらの給料で、いくらの控除をして

いくらの支払いをしているか?

というような例題がたくさん出てきます。

これは、まさに、この水曜日の記事で
ご紹介できる内容ばかり

趣味と実益を兼ねるではありませんが、

メルマガのネタ的には
当分困ることがないかもしれません。

本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました!

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