【資産構築・運用】米中貿易戦争の影響を調べる

グラン・アセット・パートナーズの
杉本でございます。

米中貿易戦争が過熱しています。

通常、このような不安定な要素が多いときは、

「有事の円高」という言葉があるように、
円が高くなり、ドルが安くなることがセオリー

ただ、現実を見てみると、
アメリカの株価は史上最高価格を更新し
上海総合指数はどんどん下がっています。

株価や為替を見ると、
市場はアメリカ圧倒的有利と見ているようです。

米中貿易戦争は、何も二国間の話だけでなく、
日本の経済にも大きく影響を与えます。

日経225オプション取引などでも、
日本の株価を使用している私達

このあたりの事情を把握しておくことは重要
ということで、

今日は、この話題を解説しておきます。

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米中貿易戦争の影響を調べる
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日本の株価は、基本的にアメリカの株価につられて
動くと考えても差し障りがありません。

アメリカの株価が上がれば、
それにつられて日本の株価も上昇する。

市場では、日本はアメリカの味方である
と、考えられているのだと思います。

今回の米中の争いでは、
どちらの輸入量が多いか？ということがわかれば、
結果は一目瞭然で、

アメリカが中国から輸入している金額と、
中国がアメリカから輸入している金額は、

アメリカが輸入している金額のほうが圧倒的に多く、

お互いに関税を掛け合う今の争いは、
中国側が先に弾切れになってしまうことが明白

これが、株価にも現れていると言えそうです。

お互いの輸入に対して関税を掛け合う争い、

アメリカが中国から輸入する金額は、5,170億ドル
中国がアメリカから輸入する金額は、1,299億ドル

持ち玉を考えると、どう考えてもアメリカ有利なこの戦い
なぜ、中国はこのような無謀な戦いに参戦したのか？

この次のステップがあるのでは？
というのが、一番怖いところです

例えば、中国が持っているアメリカドル、
アメリカ国債を、どんどん売ることで、
ドルの暴落を狙うというシナリオはどうでしょう？

結果どのようになるかわかりませんが、

日本は、安倍首相の3選が決まり、
順当に行けば、あと3年は安倍政権が続きます。

基本的には、今の延長線にある経済とも言えます。

アベノミクスの最終章

私達がどのように乗り切るべきなのかは、
しっかりとアンテナを立てておく必要がありそうですね。

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編集後記
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私達の世代は、貿易戦争といえば、
日米貿易摩擦が頭に浮かびます。

1990年代、今と同じようにアメリカと戦いを
繰り広げていたのは、日本でしたね。

貿易赤字というと聞こえが悪いですが、
ようするに、輸出よりも輸入のほうが多い
という事実を表しているだけです。

今も昔も、アメリカで消費されるものが、
アメリカ国内の生産だけでは追いつかず、

海外から輸入しているという事実を表すので、
実は、アメリカの貿易赤字というのは、
アメリカの好景気を裏付けているとも言えるのです。

アメリカの好景気は、友軍である日本の景気にも
影響します。

今回の米中貿易戦争は、日本にとっては、
いい傾向にあるのかもしれませんね。

引き続き、この戦いには注目しておく必要がありそうです。

本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました！

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