3,下がり続ける平均賃金

目標達成は実は簡単
どんな目標を達成するときでもそうですが、
・今、どこにいるのか?
・将来、どこに行きたいのか?
この2点が明確になれば、
・どのように行動する必要があるのか?
という道順が見えてきます。
このシリーズのゴールは、
「会社に頼らずに、自分の力で稼ぐ」
ということなので、
今、どこにいるのか?
という現在地を明確にすれば、
どんな行動が必要かということが見えてきます。
ということで、
もし、何も対策しなければ、どれだけマズイのか
ということをチェックしておければと思います。
■サラリーマンの平均年収
最新のサラリーマンの平均年収を知るには
国税局から出ている「民間給与の実態調査結果」から
数字を集めてみます。
男性の各年代の「年収の平均」は
20代では、約270万
30代では、約450万
40代では、約600万
50代では、約640万
60代では、約420万
平均年収を元にザックリ計算してみると
スゴく順調に推移したとして
20代で2,700万円
30代で4,500万円
40代で6,000万円
50代で6,400万円
60代で2,100万円
合計して2億1,700万円です。
この数字は、今、50代の人がもらっている給料です。
今、40代の人が50代になってもらえる金額ではありません。
どこかで少しでも間違えると、
2億円なんて軽く切ってしまうわけです
そして、これ、男性の平均です。
女性の場合、25歳の294万円をピークに、
30代で295万円
40代で291万円
50代で278万円
60代で210万円
というように、男性と比べて大きな差があることがわかります。
念のためですが、
生涯年収って税込みですから
手取り金額は減るものと考えてください
実際に銀行に振り込まれる給料は、
この年収の金額から、
所得税、住民税などの税金や、
社会保険が差し引かれたものが振り込まれます。
男性の各年代の「年収の手取り平均」を調べると
20代では、約265万
30代では、約380万
40代では、約485万
50代では、約510万
60代では、約350万
結構な金額が引かれてますよね
これは、賞与なども全て考慮した数字になりますので、
30代、40代にすると
実際の手取りは、25万円〜35万円くらいの間に
落ち着くことになりそうです。
あくまでこれはサラリーマンの平均です。
あなたの収入はコレと比べてどうですか?
注目するのは、これ、平均ということなんです。
例えば、年収1,000万円の人が一人いたとすると
平均年収が400万円ということは、
250万円の年収の人が4人必要なわけです。
1000+(250+250+250+250)=2,000
2,000÷5=400
こんなイメージです
年収120万円未満の女性もものスゴく多く、
独身女性の3人に一人は貧困と言われるデータもあります。
これが、2極化と言われる状況
これから先、どんどんこの格差は開いていきます。
あなたはどこに属していますか?
もし、平均年収に届いていない場合、
何かいままでとは違う行動をとってみる必要があるかもしれません。