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【資産構築・削減】「節税保険」に調査のメス

コラム
この記事は約 5 分で読めます。 684 Views

グラン・アセット・パートナーズの
杉本でございます。

 

今から、5年、6年前、
2012年頃は、空前の円高で、

日本の資産を海外に移動させることが、
資産構築には有効な手法でした。

 

例えば、当時の1ドル80円の時代と、
今の110円の時代を比べた時、

当時は、80万円あれば1万ドルに両替でき、
それをずっと保有していた時、
同じ1万ドルが今は110万円になっている

当時描いたシナリオは、
現在ある程度成功している状況です。

 

日本円を外貨に両替する

例えば、資産運用の運用益に
税金がかからない香港など、

タックスヘイブンと呼ばれる
租税回避地に資産を移し、

現地の運用商品に参加するだけで
大きな資産構築となっていた時代、

当時流行っていた投資案件は、

 

日本の金融庁からの通達で
(と言われています)
現在、日本人は参加することはできません。

 

当時は、影の有力者たちが
海外に資産を移しきったので、
その道が閉ざされたのでは?

と邪推したことがありましたが、
これはあながち外れているとは思えず、
どのような優秀な資産構築方法も

永遠に続くということはなく、

富裕層が結果を出したあと、
一般人がある程度参加しだしたようなタイミングで
その案件がクローズされるということは
今までも存在してきました。

これと同じような流れは現在も続いていて、
日本人が参加できない暗号通貨取引所があったり

最初は、全員に開かれている
このようなお得な資産構築方法が、
役割を終えた段階でその道は閉ざされていく

これは、ずっと続いている流れのように思います。

 

そんな中で知ったのが
「節税保険」のテーマ

これは、正にコチラのメルマガで
米田さんに紹介頂いている内容で、

資産構築にはかなり有益な手法なのですが、
いよいよ、クローズに向けてカウントダウンが
スタートしたようです。

 

今週は、この「節税保険」について、
米田さんに紹介して頂きます。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━
週刊保険通信「保険プランは十人十色」
━━━━━━━━━━━━━━━━━

みなさま、おはようございます。

合同会社 オットー保険サービスの
米田 範子(ヨネダ ノリコ)です。

 

先週から、保険を活用した相続について、
シリーズをスタートしていたのですが、

6月29日の朝刊に、
「節税保険」金融庁調査へ

というニュース記事が掲載されていましたので、
予定を変更して連絡させて頂きます。

 

今回新聞の記事になっていた「節税保険」は
ズバリ、こちらのメルマガで資産構築に活用できる
保険としてご紹介しているもので、

資産構築を目的とした方法としては、
かなり高いパフォーマンスの商品でしたので

いずれ無くなってしまう商品だと思っていたのですが、
いよいよその時が来たという感じです。

 

今回、調査の対象となっているのは、
「法人向け定期保険」

法人で契約し、経営者や役員の死亡の際に
保険金が支払われるという商品で、

いくつかの条件を満たせば、
保険料は全額経費扱いになることから、

企業は保険料支払いで利益を圧縮し、
法人税支払いを減らせる節税効果の高い商品でした。

 

例えば、加入後10年程度で解約すれば、
支払った保険料の多くが「解約返戻金」として戻ってきます。

利益を上げて税金を払うより、
保険に入って返戻金を受け取った方が手元にお金が残り、

返戻金は課税されないように、役員退職金などにすることで、
節税効果がありました。

例えば、60歳で契約し、保険料を10年間支払った後解約すると、
当時の基準で支払った保険料の約85%が手元に残ります。

これに対し通常通りに法人税を払うと、
利益のうち手元に残るのは約66%程度になり、
保険に入った方が、手元に残るお金は3割近くも多くなる計算

これが、今回の調査対象になったというわけです。

今回の調査を受けて、どのような結果になるのかは、
まだ決まっていませんが、

このような資産構築に有利な商品は、
どんどん入り口が狭くなり、いずれなくなるのが定石です。

 

この方法が使える間に、資産構築の一つとして
検討されることをオススメ致します。

 

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編集後記
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改めまして、杉本です。

一見改悪に見える今回の報道ですが、

富裕層が資産構築、資産保全に使った手法が
一般層に降りて少しすれば、
その手法は閉ざされていくものです。

弊社で案内している太陽光案件も、
当時は、買取価格も今の倍ありましたし、

購入価格を一括で償却できる優遇税制もありましたが、
こちらも、現在は優遇税制はありません。

 

どんどん要件は厳しくなるのであれば、
優秀な案件情報を掴んだ場合は、
早めに参加してみるのが良いかもしれません。

 

参加して損をして後悔するのか
参加しなかったことを後悔するのか

 

どちらが正解というわけではありませんが、
やらずに後悔することのない人生を
歩んでいきたいものです。

 

本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました!

 

この【資産構築】メルマガは、
月、水、金曜日の朝8時に発行です。

https://canyon-ex.jp/fx2103/shisanka
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